産後ダイエットと骨盤矯正について

産後ダイエットの方法の章で、出産後の身体の変化について書きました。

衰えた筋肉、落ちてしまった基礎代謝・・・そして、実は他にも大きな身体の変化があります。

それは骨盤です。

妊娠によりだんだんと我が子がお腹の中で大きくなり、出産間近になると下がってきて骨盤が開き産道を通って赤ちゃんが産まれてくる事は、お医者様にも、また雑誌などでも知っていると思います。

こうして出産を経験した骨盤は一時的に骨盤が開いた状態になっています。

こうして骨盤が開く事により骨盤内に内臓が落ち込み空腹感がなかなか得られず食べ過ぎてしまったり、また落ちた内臓が血管を圧迫し血流が悪くなり、ますます代謝が悪くなる事もあります。その他、下腹部が出っ張ったり、お尻が大きくなったり、プロポーションも崩れてしまいます。

加えて、骨盤が開き緩んでいるという事は、周りの筋肉もまた開きつっぱっているという事です。そのままでは周りの筋肉にも負担がかかり腰痛などを起こす可能性もあるのです。

産後ダイエットは、そういった意味からも単に摂取カロリーを押さえるといった方法ではありえないのです。

ここで、ただ単に体重を落とす事を考えるのではなく、出産前の「健康な身体」に戻すといった視点を持ってダイエットに臨んでみて下さい。

では、どうしたら骨盤は元に戻るのでしょうか。

それは、体力の回復の度合いを見ながら、軽いエクササイズから徐々に運動、また同時に骨盤矯正サポーターやコルセットで自分の身体をサポートしながら骨盤周りの腹筋・背筋群を鍛えていくことにあります。

少しずつ骨盤矯正の整体やエクササイズを取り入れ骨盤を元の位置に戻すようにしていき、骨盤の周りのお腹まわり（お腹の前・横）、背筋、股関節、太もも、お尻など筋力をアップさせ引き締めていきましょう。

その際には自己流の骨盤矯正の方法は返って骨盤を痛めることにもなりますので、担当の医師や助産婦、看護士など専門家に相談してみましょう。

• 産後骨盤は開きっぱなしだと、代謝は悪く身体に悪影響。
• 骨盤を引き締めることで身体も引き締まってくる。

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