にきび 原因

にきびの原因は?

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にきびの原因は一言でいってしまうと「毛穴の汚れ」です。

毛穴の中に残った古い皮脂や角質などによる汚れが毛穴をふせぎ、皮脂の出口をなくしてしまった状態で毛穴の中で細菌が繁殖し炎症が起こり、にきびになります。なので、毛穴を清潔に保つことである程度にきびを防ぐことはできます。

しかし、にきびは様々な原因からも起こりやすくなります。

にきびの起こる原因

新代謝がよくなる思春期では皮脂の分泌が過剰に起こりやすく、そのためににきびになりやすいのですが、他にもにきびになりやすい原因はたくさんあります。

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ホルモンバランスの影響

「男性ホルモン」

にきびの発症に大きく関係しているホルモンの一つに男性ホルモンがあります。

この男性ホルモンには、皮脂腺を発達させ、皮脂の分泌を高める作用があります。つまりこの男性ホルモンにより皮脂の分泌する量が増えることにより、毛穴がつまり炎症を起こしやすくなります。

またこのホルモンは、毛穴の入り口の皮膚が厚くなり毛穴が閉じるといった「毛穴の角化」をも引き起こしやすくなるので、ますますにきびが発症しやすくなります。

「女性ホルモン」

女性ホルモンの中の一つに「黄体ホルモン」があります。このホルモンは女性の身体で生理前に高まる時期(排卵から生理までの2週間)があります。

このホルモンの作用により皮脂の分泌量が増加しにきびが発症しやすくなります。

毛穴の角化

毛穴付近の上部の内側にある角質細胞が厚くなり(角化異常)毛穴がふさがれてしまうことにより、皮脂が毛穴の中に溜まってしまいます。この状態が白にきびです。

この角化異常と呼ばれる「毛穴の角化」が起こる原因としては、毛穴にたまった皮脂の中で増殖したアクネ菌が刺激するためなどの説があります。

皮脂の過剰分泌

皮脂がたくさん分泌されることにより、汚れが混じりやすい状態になり毛穴をふさいでしまいます。毛穴がふさがれ、毛穴の中で細菌が繁殖し炎症が起こるものがにきびです。

うした皮脂の過剰分泌の原因としては、新陳代謝の亢進や他にも栄養の偏った食生活やストレスなども考えられます。

アクネ菌(アクネ桿菌)

毛穴の中には実は様々な菌が常に存在しています。その中の一つにアクネ菌があります。

このアクネ菌は皮脂が大好きな菌(好脂性)であること、空気の多い所が苦手(嫌気性)であることが特徴です。

普段このアクネ菌は特に害はないのですが、毛穴が詰まり中で皮脂が溜まることで「酸素がなく、栄養源となる皮脂がたくさんある」アクネ菌が繁殖をしやすい状況となり、急増化していきます。

アクネ菌が作り出す酵素は皮脂を遊離脂肪酸に変え、この遊離脂肪酸により毛包の壁が刺激され角化異常を引き起こします。結果、にきびが発症しやすい状況になってしまいます。

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その他

主なにきびの原因とされるものは上記の4つですが、その他日常生活にも様々なにきびの要因をなるものはあります。

  • ストレス
  • 睡眠不足、疲労による自律神経の乱れ
  • 不規則また栄養の偏った食生活
  • 高温な環境や汗による刺激
  • 便秘
  • 皮膚の不潔
  • 外的刺激→手・髪による皮膚への慢性的な刺激・肌に合わない化粧品・何回も行われるメイク・紫外線
がんこなにきびは総合的な要因で起こることが多く、様々な要素をひとつひとつ根気よく気をつけないとなかなか治りません。 また、慢性的なにきび・脂性の裏には胃腸障害との関連が深く、肌より胃腸を改善することでかなり改善することもあります。